2012年1月28日土曜日

第9回研究部会

 25日(水)18:30よりSAPPOROサテライトにて、第9回研究部会が行われました。
始めに、阿部先生より、図画工作における「題材」についてお話がありました。「単元」から「題材」とどのようなに変わってきたのか、「教材」「題材」「主題」の関係などを教えていただきました。
 その後、2月6日(月)に行われる菊池先生の授業「光の宝箱」の指導案の検討を行いました。
 菊地先生の書かれた細案をもとに、細かい部分を確認していきました。細案には、「この児童は、このような発想をするだろう」「この児童は、この用具を使うだろう」と一人一人の活動を想定した見取りがびっしり書かれ、日頃から子どもたちの活動を細かく見取り評価している様子が感じられました。 確認したポイントは、「板書」「穴を開けるための手だて」「時間配分」「用具の指導のタイミング」「グルーピング」「環境構成」…と実際の授業を考えながら一つ一つ検討していきました。前時、本時の授業がかなり見えてきました。

 次回は、31日(火)に、白楊小学校にて、段ボールの組み立てや板書検討を行います。

2012年1月17日火曜日

冬の造形ひろば

1月10日(火)札幌市立中央小学校で「冬の造形ひろば」が行われました。
研究部が企画を考え、森川昭夫先生を講師にお招きし、「紙で動くものをつくってあそぼう」という題で、紙工作についてのお話をいただきました。
後半は教育大学の阿部先生に造形教育が今に受けつながれてきた歴史を紐解き、だからこそ今考えなければならないことを中心にお話しいただきました。また、実践発表として幼稚園、小学校、中学校から、それぞれ発表者が実践を紹介しました。

森川先生はご自分が作られた、数々の作品を前に紙工作の巧みさを紹介していただきました。動く仕組みを中心に、子どもたちと一緒に考え実践されてきたお話はとても興味深く楽しいお話でした。「クランクって単純だけど、奥が深いんだよね‥‥」そう話されながら、一つ一つの作品を紹介し楽しい動きを紹介していただきました。見ていたあたしたちも「どうやって動いているのかなあ」「動きがとってもかわいくて素敵だね」と、感動を話していました。
そして、今回お持ちになった貴重な作品を造形連盟に寄贈していただけることになりました。この後、カタログのように整理しいつでも引き出せるようにしていきたいと思っています。


後半は、阿部先生のお話と実践発表を行いました。